主婦でフリーランス!注意点や開業届の出し方まで解説

フリーランス・個人事業主

新型コロナウイルスの感染拡大によって、今フリーランスという働き方が注目されています。自由な働き方ができる点から、主婦でフリーランスに興味を持つ人も少なくありません。

そこで今回は、主婦でこれからフリーランスになりたい方や、在宅ワークに興味を持っている方に向けて、

  • フリーランスとは
  • 主婦がフリーランスになる時の注意点

について説明していきます。

フリーランスとは

そもそもフリーランスとはどのような働き方なのでしょうか。

フリーランスとは、会社や組織に属さないで、個人で仕事を請け負う働き方のことです。どのような仕事であっても、受注から納品までを全て一人で行う必要があります。

自分が働いたら働いたぶんだけ収入に直結するので、やりがいがある反面、やらなければ収入はゼロになってしまうという点は、注意が必要です。

在宅ワークで稼ぐ主婦は個人事業主(フリーランス)になった方が良い?

個人事業主になるには、税務署に開業届を出す必要があります。手続きとかめんどくさいと思ったそこのあなた!開業届を出すのには、メリットがあるんです!ぜひ最後まで読んでください!

開業届を出すメリット

開業届を出して、個人事業主(フリーランス)になるのには、主に2つのメリットがあります。

  1. 青色申告ができる
  2. 子供を保育園に預けやすくなる
1.青色申告ができる

年間38万円以上稼ぐなら、青色申告で節税ができるようになります。

フリーランスで働く時に、開業届を出す人が多い理由は、この青色申告特別控除があるからです。

そもそも専業主婦が在宅ワークで年間38万円を超えて収入を得た場合、確定申告をする必要があります。開業届を出していない状態で38万円を超えると、通常は白色申告というものになり、基礎控除が38万円分しか受けることができません。

一方、開業届を出して青色申告をすれば、基礎控除38万円分にプラスで最大65万円の特別控除を受けられるようになります。

赤字を3年間繰り越せたり、親族を従業員にして、お給料を経費として出すことができたり、メリットは大きいです。

年間で38万円以上、月に3万円以上稼げる見込みができたら、開業届を出して、個人事業主になることを検討しましょう。

2.子供を保育園に預けやすくなる

専業主婦が開業届を出して個人事業主になると、地域による差はあるもののほとんどの場合、保活で有利になります。

基本的に在宅ワークは「内職」として扱われるため、保育園入園の優先順位は高くありません。しかし、開業届を提出して個人事業主になることで、「就労」として認められるため、優先順位が上がります。これにより、開業届を出しているかいないかで、保育園入園への難易度が変わってくるのです。

主婦がフリーランスになる時の注意点

ここまで、主婦がフリーランス、個人事業主になる際のメリットについて説明してきました。

気になるのはデメリットですよね?メリットがあれば、デメリットもあります。主婦がフリーランスになる際の注意点について説明します。

開業届を出すデメリット

開業届のデメリットは主に2つです。

  1. 青色申告の手間
  2. 扶養問題
1.青色申告の手間

青色申告の特別控除65万円を受けるには、複式簿記での帳簿付けが必要になります。白色申告であれば、単式簿記で済むので、青色申告の方が手間がかかってしまいます。

ここまで読んで、複式簿記ってなに?という人も多いと思います。私も正直よくわかっていなかったのですが、今は無料で使える会計ソフトが多くあるので、これにきちんと記入していけば、さほど難しい手続きはありません。ご安心くださいね。

2.扶養問題

専業主婦で、旦那さんの扶養に入っている人なら、誰もが気になりポイントですよね?

そもそも扶養に入れる条件は、入っている社会保険の組合によって異なるため、一概には言えませんが、組合によっては、開業届を提出した時点で扶養から外れる場合もあるそうです。

扶養から外れると、健康保険や国民年金に加入し、自分で保険料を支払わなくてはなりません。

旦那さんの扶養に入っている人は、開業届を出す前に一度加入している組合に問い合わせてみてくださいね。

開業届の出し方

いよいよ個人事業主になるべく開業届を出そうと思っても、どんなふうに書類を作成するのか分からない人も多いと思います。いざ提出するとなると、なんだかドキドキしますよね?税務署なんて行ったこともない人も多いことでしょう。

でも安心してください。アプリで簡単に開業届が作成できます。

個人事業主になる際に手数料など一切かかりません。開業freeeというアプリをダウンロードして、いくつかの質問に回答していくだけで簡単に作成できます。

私は、マイナンバーカードの読み取りエラーが出てしまい、freeeで最後まで手続きできなかったのですが、(未だに謎です…)本当に簡単に作成できるみたいです。

私は税務署で提出しましたが、こちらも5分程度で終了しました。どちらの手続きでも案外簡単なので、考えている人は、早めに行動することをおすすめします!

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